南米ブラジルの国立先住民保護財団は10日、アマゾンに暮らす先住民のヤノマミ族の少年(15)が新型コロナウイルスに感染し、死亡したと明らかにした。発表や現地報道によると、少年は4月3日に北部ロライマ州の病院に搬送され、9日夜に呼吸器疾患で死亡した。少年が接触していた先住民は、すでに隔離されているという。
ヤノマミ族が住むブラジル北部からベネズエラ南東部には金鉱脈があり、出入りする違法採掘者に脅迫されたり、殺害されたりしてきたため、先住民団体は抗議していた。サンパウロ大学で、感染症が専門のエバウド・スタニスラウ医師は、「ブラジルでは若者への感染が見られる。先住民の若者にも広がる可能性がある」と指摘する。
かつても、先住民が免疫を持た…
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朝日新聞国際報道部