兵庫県の井戸敏三知事は12日、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言を踏まえ、県内の娯楽・集客施設などに対して、近く休業要請をする方向で検討に入ると発表した。大阪府がキャバレーやナイトクラブ、カラオケボックスなどの対象施設を挙げて13日にも休業要請を判断する考えを示したのを受けた対応。対象となる施設は大阪側と歩調を合わせる方針だ。
12日記者会見した井戸知事によると、県が休業要請の対象として想定するのは、キャバレーなどのほか、ネットカフェや漫画喫茶、ライブハウス▽小・中・高校▽体育館、ボウリング場▽パチンコ店、ゲームセンター▽劇場や映画館、集会場――などの各種施設。
生活必需品を扱う店舗や病院・薬局、ホテル、交通機関・金融機関などは対象としない。居酒屋を含む飲食店などについては、営業時間の短縮を要請する方向だ。
要請は5月6日までを想定しており、いずれも大阪府の吉村洋文知事が今月10日に示した枠組みを踏襲する内容となっている。
会見で井戸知事は「兵庫と大阪…
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