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 新型コロナウイルスの感染者が多い東京や大阪などの都市部から地方へ移動する人たちに厳しい目が向けられている。「コロナ疎開」とも呼ばれ、各県の知事らは、自粛を呼びかけている。それでもバスセンターや空港には帰省する人たちの姿がある。その「やむを得ない事情」を聞いた。

 9日朝、大阪・梅田の高速バスターミナル。松山、高知、新見(岡山)など、主に中四国地方へ向かうバスが10分ごとに2台ずつ出発していく。ただ、新型コロナの感染拡大で運休や減便が決まった路線が多く、乗客はどのバスも数人。待合室は閑散としていた。

 緊急事態宣言の対象になった兵庫県内の大学に通う男性(18)は、実家がある鳥取行きのバスを待っていた。3月中旬に引っ越し、入学式を終えたばかり。「講義が当面休みになると伝えられた。本当に残念」。まだ大学の友人はいない。両親からは「帰ってきたら」と言われた。「とどまってもやることないし、地元に戻ろうかなって」

 鳥取県内で確認された感染者は14日時点で1人と少ない。実家ではマスクの着用と消毒を徹底し、不要な外出を控えるつもりだ。「できる対策はしようと思う」と話す。

 香川県に向かうバスに乗り込ん…

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