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 新型コロナウイルスの感染拡大で、ベラルーシ以外の全てのサッカーリーグが中断している欧州で、ドイツが5月上旬再開を視野に動き出した。少人数や一定距離を保つなど制限つきで、全18チームが練習を開始。時期尚早と懸念も上がる中で、再開への準備が進められている。

拡大する写真・図版6日、少人数で互いの距離を空けながら練習するドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの選手たち=AP

 ドイツの国際公共放送ドイチェ・ウェレ(DW)によると、6日には8連覇がかかるバイエルン・ミュンヘンなど8チームが練習を始めた。互いに2メートルほど距離をとり、全体練習や対人のタックルは禁止。チームによっては、手袋着用を義務づけたり、着替えやシャワーを自宅ですることを求めたりしている。

拡大する写真・図版1日、互いの距離をあけながら練習するドイツ1部シャルケの選手たち=AP

 欧州の周辺国と比べ、ドイツは充実した医療態勢と早期の検査態勢の整備により、感染者に対する死者数の割合を抑えられているとみられる。12日午前時点の感染者数は約12万5千人で、死者数は約2800人。感染者の伸び率が鈍ってきていることを受け、練習が許可された。

 ドイツサッカーリーグ(DFL)は17日に今後について協議する見通し。1部は今季はここまで第25節まで消化し、ほぼ9試合ずつを残す。30日までの中断が決まっているが、早ければ5月9日にもリーグ戦が行われるとうわさされている。

無観客に備えて新企画

 早期再開のため、DFLは少なくとも今季は全試合を無観客にする方針だ。競技場に入れる人数も絞り、医療スタッフやボールボーイなども含めて約240人にする案や、試合ごとに選手やコーチらを検査するプランも検討される。

拡大する写真・図版9日、ドイツ1部ボルシアMGの本拠では自撮り写真でつくられた段ボールの「サポーター」が観客席に設置され出した=AP

 1部ボルシアMGでは、無観客試合を想定した企画を始めた。可能な限り臨場感を作ろうと、観客席にサポーターたちの自撮り写真を貼った段ボールを設置するプロジェクトを発表。1体19ユーロ(約2200円)で参加者を募集しており、「観客が入れない試合でも、どうにかして皆さんが現場にいられる機会をつくりたかった」と説明している。(ロンドン=遠田寛生)

拡大する写真・図版9日、ドイツ1部ボルシアMGの本拠では自撮り写真でつくられた段ボールの「サポーター」が観客席に設置され出した=AP

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