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 昨年7月の参院選で初当選した河井案里参院議員(自民)の選挙運動をめぐり、公職選挙法違反(買収)罪で起訴された案里氏の公設秘書、立道(たてみち)浩被告(54)について、広島地裁は初公判を20日に開くことを13日に決めた。関係者によると、立道被告は起訴内容を認める方針であることも判明。地裁は同法に規定されている「百日裁判」として、起訴から100日以内の判決を視野に審理を進める。

 初公判は20日午後1時半から。期日は6月30日まで計7回の予定。地裁によると、公判の進行状況によっては期日や判決の時期が前後する可能性がある。

 広島地検は、車上運動員への違法報酬をめぐり、選挙カーの手配などをしていた立道被告が、連座制の適用対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたると判断。審理を迅速に進める百日裁判を申し立てた。禁錮刑以上(執行猶予含む)の判決が確定した場合、案里氏の当選は無効となる可能性がある。

 起訴状によると、立道被告は昨年7月、車上運動員計14人に法定上限を超える報酬計204万円を支払ったとされる。(比嘉展玖)