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 サッカーJ1の横浜F・マリノスが18日、全選手が参加するオンライン配信イベント「Stay Home with F・マリノス」を開催する。新型コロナウイルスの影響で試合や公開練習がない中、選手自らがサポーターとの交流を図るために発案した。クラブにとっても経験のない形での「ファン感謝祭」。準備する選手たちの思いとは――。

 「こういう状況の中で一人の人間としてなにができるか。みんなそういう姿勢を持っている。サポーターのために何ができるのかをみんなで話し、それが実現することになった」。13日、オンラインでの取材に応じた主将のMF喜田は熱い思いを語った。

 Jリーグが中断した2月末以降、選手たちの間でサポーターとの交流機会を持ちたいとの声が数多く上がっていた。そこで中心となったのが、ツイッターやTikTokなどSNSを通じて積極的に情報発信をしてきたFW大津だ。

 9日夜、喜田、クラブスタッフ4人とオンラインで企画会議を実施。「デジタル上で、ファン感謝祭的なことをやろう」と決めた。すぐに大津が選手全員を数組に割り振り、各グループで企画を準備するようにお願いした。ここ数日は、トレーニング後の時間などに各グループでオンラインミーティングを行い、選手同士のゲーム対決やサポーターからの質問に答えるコーナーなど、様々な企画を準備している。広報担当者は「選手個々が動画配信をすることはあったが、選手全員とクラブが関わってのオンラインイベントは珍しいのではないか」と語る。

 FW仲川は「初の試みでうまくできるかはわからないけど、チャレンジする価値はある。元気な姿を見てもらいたいし、みなさんに元気を分けたい」と意気込む。

 イベントは18日正午から午後6時を予定。詳細は近日中にクラブのホームページで発表する。(岩佐友)