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 現状維持か、それとも再選考か。東京オリンピック(五輪)の柔道は、14階級のうち13階級で代表選手を内定していたが、五輪の延期で、内定をどう扱うか結論が出ていない。これを議論する予定だった15日の常務理事会は新型コロナウイルスの影響で5月の連休明け以降への延期が決まり、方針決定にはもうしばらく時間がかかりそうだ。

 「もちろん出場権は守りたいですよ!」。1年延期が決まった直後、男子60キロ級で内定していた高藤直寿(パーク24)は自身のSNSに胸中をぶつけた。男子100キロ級内定のウルフ・アロン(了徳寺大職)も「もともと2020年にあるはずだった東京五輪は、20年に一番強い選手を出すべきだ」と意見を表明。代表を逃した選手からでさえ、賛同の声が上がった。

 陸上のマラソンや卓球では早々と再選考しない方針が決まった中、そこまで時間をかけるのはなぜなのか。全柔連の金野潤強化委員長は苦悩の色をにじませる。「選手を待たせて申し訳ない。しかし、議論のプロセスを踏まなければ組織が弱体化し、ゆくゆくは選手の不利益になる」

 全柔連には、代表選考の過程が…

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