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 英国のEU(欧州連合)離脱決定後、欧州大陸ではロンドンに拠点を置く金融機関の誘致合戦が過熱している。EUでは金融機関は一つの加盟国の営業許可を取れば域内のどこでも営業できる「シングルパスポート制度」があるが、英国に適用されなくなり、英国の許可でEU内で活動していた金融機関は別の加盟国に拠点を設けて許可を取り直す必要が出たためだ。誘致合戦の勝者はどこなのか――。来日したドイツの金融業界団体「フランクフルト・マイン・ファイナンス」のフベルタス・フェート事務局長に聞いた。

拡大する写真・図版フランクフルト・マイン・ファイナンスのフベルタス・フェート事務局長=2020年3月18日、東京都内

 ――フランクフルトの金融都市としての魅力は。

 「欧州中央銀行(ECB)やドイツ証券取引所などがあり、資本市場のインフラが整っている。金融機関には経済の規模、安定した規制が必要だ。パリは、マクロン仏大統領がベルサイユ宮殿に金融関係者を招いて誘致を呼びかけるなど積極的だったが、大統領が交代すれば状況が変わる可能性がある。実際、オランド前大統領は銀行に対して厳しかった」

 「ドイツのシステムはルールが明確で、メルケル首相がそれを変えたいといっても簡単にはできない。経済規模も大きい。パリや伊ミラノは(企業への減税などの)金融面で直接的な支援を決めたが、我々はしなかった」

 「さらにドイツでは労働法が改…

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