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 韓国の総選挙が15日に投開票される。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、各党は支持を訴える大規模な集会を避け、異例の静かな選挙戦が続く。集団感染が起きた南東部・大邱では、候補者たちが自宅にこもる有権者に訴えを届けようと知恵を絞っている。

 大邱では2月下旬に新興宗教団体で集団感染が起きた。新たな感染者は2月29日に前日から741人増とピークになり、今月13日には3人増と抑制できている。ただ、累計では約6800人(13日時点)を超えており、政府は感染症の「特別管理地域」指定を維持している。

 大邱の地元メディアで働く50代男性は電話取材に、「感染が拡大し始めたころは街角やバスに人がおらず幽霊都市のようだった。今は普段の半分ぐらいまで戻ったが、いつもの選挙の雰囲気はない」と語る。

 候補者の名を記した垂れ幕や顔写真つきのポスターが街中に掲示されているものの、それらの近くを行き交う人の姿はまばらだ。候補者は選挙カーをマンション近くにとめ、路上からマイクで支持を求める。与党「共に民主党」や最大野党「未来統合党」は、他の地域では行っている応援演説のための党首脳派遣を、大邱では実施していない。

■感染拡大の中で、…

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