赤福、客が1キロ並ぶ「朔日餅」 5~8月は販売休止に
安田琢典
和菓子老舗「赤福」(三重県伊勢市)は13日、毎月1日に限定販売される「朔日餅(ついたちもち)」の5月~8月の販売を休止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う措置で、担当者は「毎月、多くのお客様が詰めかけるので、安全に配慮した」と話す。
赤福総務部によると、朔日餅の販売は、伊勢神宮の朔日参りに合わせて1978年に始まった。毎年2月~12月の1日、伊勢神宮内宮前の本店や大阪の百貨店など県内外の直営店で限定販売される。その人気は全国区で、本店前では、販売前に買い求める客が1キロ近く並ぶこともある。
朔日餅の販売休止は、赤福餅…