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 東レは13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内マスクメーカーへのマスク用の不織布供給を現在の月3千万枚分から8千万枚分に増やすと発表した。

 東レによると、現在は月にマスク約3千万枚分の不織布を中国などの海外子会社で生産し、国内のマスクメーカーに供給している。5月からは海外子会社の生産を増強し、供給量を月6千万枚に倍増する。これに加え、滋賀県にある不織布の試作品製作に使う設備を量産用に使い、追加で約2千万枚分を供給する予定という。

 マスクをめぐっては、1月から手に入りにくい状況が続いている。感染拡大前の国内のマスク供給量は月4億枚に満たなかったが、メーカー各社の増産やシャープなど異業種の参入で、政府は4月に月7億枚の供給を見込む。だが、小売店などからの注文は週に5億~6億枚に達しており、需要に供給が追いついていない。政府は近く、全世帯に布マスク2枚を配布する予定だ。