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 金の国内店頭価格が13日、前週末より32円高い6513円をつけ、40年ぶりに最高値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退への懸念から安全資産とされる金の相場は上昇。米国のゼロ金利など金融緩和策も追い風となっている。

 価格の指標となる地金商最大手、田中貴金属工業の国内の店頭価格(税込み)は今年初めの中東情勢の緊迫化を受け、1980年以来の高値圏で推移。新型コロナの感染拡大で世界経済の減速懸念が強まる中、「有事の金買い」が進み、3月上旬に一時6300円台をつけた。その後、世界で株安連鎖が続いてあらゆる資産が売られる中、金も一時値下がりしたが、再び金の買いが加速している。

 直近の金価格の上昇を加速させている理由は大きく二つあるという。金の調査研究機関ワールド・ゴールド・カウンシル元日本代表で経済アナリストの豊島逸夫氏によると、一つは新型コロナで悪化する経済のてこ入れで米連邦準備制度理事会(FRB)が進める大規模な金融緩和策という。

 米FRBは3月半ばに大幅利下…

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