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 大阪市の松井一郎市長は14日、市立十三市民病院(大阪市淀川区)を新型コロナウイルスの専門病院とする方向で、病院側と調整に入ったことを明らかにした。別の病気で入院中の患者に転院してもらい、空いた病棟を使って新型コロナ患者を段階的に受け入れていくという。

 市によると、重症にはいたっていないが、酸素吸入などが必要な患者の受け入れを想定しているという。松井氏は「重症患者を受け入れる高機能の病院はフル稼働だ。中等症患者の行き場所が切迫している」と記者団に述べた。同病院は約260床ある。具体的な受け入れ開始時期は決まっていないという。

 大阪府によると、13日時点で府内で入院または入院調整中の感染者は666人。このうち集中治療室(ICU)に入っているなどの重症者は51人となっている。(笹川翔平)