拡大する写真・図版大阪市内の日本語学校で授業を受けるベトナム人ら=2017年1月、玉置太郎撮影

[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大で各国の入国制限が広がる中、来日できない外国人留学生が続出している。特に、留学生の9割以上を占めるアジア出身者への影響が大きく、日本語学校や大学の運営に支障が出ている。

 「授業を受けられない期間ができるのはすごく心配」。大阪市内の日本語学校を3月に卒業し、3年ぶりに母国ベトナムに一時帰国している女性(21)は不安を募らせる。

 4月から神戸市内の私立大へ進学する予定だったが、日本への航空便が突然キャンセルとなり、母国での足止めを余儀なくされた。ベトナム政府が入国制限を強めたことを受け、現地の航空会社が日本路線を全便運休したためだ。

 大学からは「入学時期を4月末まで延期する」と連絡があった。ところが、航空会社は運休をさらに延長。日本政府もベトナムを入国拒否の対象国とした。女性は大学で国際経営論を学び、将来は貿易関係の仕事に就きたいと思っているが、「いつ日本に行けるかはっきりしない。目標が遠のく気がする」。

 日本語学校を卒業した別のベトナム人の男性(21)は静岡大に進学する。ただ、入学式は10月だ。それまでの間は留学ビザでのアルバイトが認められないと知り、一時帰国を考えた。しかし、日本政府がベトナムからの外国人の入国を拒否する状況に。いったん出国すれば日本にいつ戻れるか分からず、断念した。

 家賃や食費、携帯電話の料金などで月の出費は約6万円。自宅近くのコンビニで週4~5日働いてきたが、ビザの関係でそれもできなくなった。「学費は親に頼ってきたので、これ以上負担をかけにくい」

日本語学校も苦境「いつ来てもらえるか」

 留学生を受け入れる側も対応に追われている。

 大阪市西区の日本語学校は2日…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら