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 15日は政府の緊急事態宣言が出てから初の年金支給日。受け取りのために店舗を訪れる人で混雑して新型コロナウイルスの感染リスクが高まらないように、各金融機関は来店日の分散を利用者へ呼びかけている。

 年金支給は2カ月に1度で、高齢顧客が集中しやすい。ゆうちょ銀行は15~17日は混雑が予想されるとして「感染症拡大防止の観点からも、可能な限りご来店などの時期を他の時期に分散いただければ」という。

 全国の地方銀行や信用金庫も来店日の分散を訴える。八十二銀行(長野市)などは「年金ご来店感謝デー」をやめ、感謝デーに配っていたプレゼントをいつでも受け取れるようにする。

 年金支給日に限らず、月初や月末、10日や15日、20日など「五十日(ごとおび)」は混み合いやすい。全国銀行協会は「お客さま同士の適度な間隔を保つため、入店をしばらく待ってもらう場合もある」と理解を求めている。金融庁も感染防止策の徹底を金融機関に訴える。(鈴木友里子