白と緑の字で「Uber Eats(ウーバーイーツ)」と書かれたロゴ付きの黒いバッグを背に、自転車やバイクで駆け回る。バッグの中にはできたての料理。これを注文主の自宅などに届ける。飲食宅配代行の「ウーバーイーツ」の配達員たちは、サービス運営会社が提供するスマートフォンのアプリを介し、飲食店と「1配達」ごとに業務委託契約を交わす個人事業主だ。
拡大する「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の配達員は個人事業主で労災対象ではないため、けがにも注意が必要だ=2020年4月11日、東京都内
人影もまばらな東京・麻布十番で自転車にまたがっていた男性(23)も配達員の一人。アプリにログインし、配達の注文を待っていた。
インターネットを通じて単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」と呼ばれる働き手が世界中で増えています。フリーランス(個人事業主)として自由な働き方ができる一方、組織に雇われる労働者と比べ、いざという時の保護は十分ではありません。新型コロナウイルスにいつ感染するか分からないリスクにさらされながら働いている人たちもいます。
勤めていた飲食店が3月に閉店…
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