新型コロナウイルスの感染が米国で最も深刻になっているニューヨーク州のクオモ知事は13日の会見で、州内の死者数の増加の伸びが鈍ったとしたうえで、「最悪の状況は脱したと言っていいと思う」と述べた。クオモ氏が「ピークを過ぎた」との認識を示したのは初めて。
クオモ氏によると、ニューヨーク州の死者数は13日昼までに1万人を超えたが、12日まで6日連続で700人台だった24時間当たりの死者数は、13日には671人となった。また、新規入院患者は減少傾向が続き、集中治療室(ICU)に入る患者総数も13日には3日ぶりに減少に転じた。
こうしたデータからクオモ氏は、「最悪の状態」は抜け出したとの認識を示した。ただ、「我々がこのまま賢くあり続ければ、だ」と条件をつけ、州民が他人との距離を保ちながら生活するよう改めて求めた。
クオモ氏はまた、経済活動の再…
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朝日新聞国際報道部