バチカンが衝撃の声明 中国「マスク外交」に潜む狙い 

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北京=冨名腰隆、ワシントン=渡辺丘 ローマ=河原田慎一、ブリュッセル=津阪直樹
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 「中国から、連帯の証しとして医療物資が寄せられた。高く評価する」

 今月9日、ローマ教皇庁(バチカン)が出した報道官声明が国際社会に驚きを与えた。バチカンは中国と1951年に国交を断ち、欧州で唯一、台湾と外交関係を維持する国だからだ。

 バチカンの発表を受け、中国外務省の趙立堅副報道局長も「ウイルスに国家や人種、宗教は関係ない。人類共通の敵だ」と述べ、医療支援の事実を認めた。

 新型コロナウイルスの感染が広がった当初、中国は外国から支援を受ける側だったが、国内の抑え込みにめどをつけると、一転、各国に手をさしのべる「マスク外交」を展開し始めた。

 中国政府によると、今月11…

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