「中国から、連帯の証しとして医療物資が寄せられた。高く評価する」
今月9日、ローマ教皇庁(バチカン)が出した報道官声明が国際社会に驚きを与えた。バチカンは中国と1951年に国交を断ち、欧州で唯一、台湾と外交関係を維持する国だからだ。
バチカンの発表を受け、中国外務省の趙立堅副報道局長も「ウイルスに国家や人種、宗教は関係ない。人類共通の敵だ」と述べ、医療支援の事実を認めた。
新型コロナウイルスの感染が広がった当初、中国は外国から支援を受ける側だったが、国内の抑え込みにめどをつけると、一転、各国に手をさしのべる「マスク外交」を展開し始めた。
中国政府によると、今月11日…
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朝日新聞国際報道部