コロナ休館の救世主 「ニコニコ美術館」をご一緒に

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田中ゑれ奈
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 新型コロナウイルスの感染拡大で美術館・博物館の臨時休館が続く中、ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」の番組「ニコニコ美術館(ニコ美)」が人気を集めている。休止中の展覧会を、担当学芸員や専門家らの解説とともに生中継する企画。今月9日までに全国約60館から問い合わせがあり、今後も継続するという。

 ニコ美は2012年の単発企画を皮切りに、16年以降は不定期で放送されてきた。政府が大型イベントの「自粛」を要請した2月末、休館した美術館・博物館を対象に、ドワンゴが費用を負担しての「ネット展示配信」を提案。3月末までに「ピーター・ドイグ展」(東京国立近代美術館)や「竹工芸名品展」(東洋陶磁美術館)など7本を配信した。

 各回約2~3時間の放送では…

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