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 昨年7月の参院選で初当選した河井案里参院議員の選挙運動をめぐり、公職選挙法違反(買収)罪で起訴された案里氏の公設秘書、立道(たてみち)浩被告(54)が、初公判で起訴内容を認める方針を固めたことが関係者への取材でわかった。立道被告が禁錮刑以上(執行猶予含む)の判決を受け、確定した場合に案里氏の当選は無効となる可能性がある。

 立道被告は車上運動員に法定上限を超える報酬を支払ったとして起訴された。逮捕前から違法性の認識があったと認め、案里氏の夫で前法相の克行衆院議員がこの選挙を主導したとの趣旨も供述。関係者によると、公判では主導的な立場ではなかったと主張するとみられる。

 広島地検は立道被告が連座制の適用対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたると判断。迅速な審理を求める「百日裁判」を広島地裁に申し立てている。