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 奈良県天理市は14日、新型コロナウイルス対策を新たに発表した。自宅待機を求められている濃厚接触者などの市民の買い物代行と、売り上げが落ち込む市内の飲食店の利用促進策だ。

 買い物代行は、市職員が食料品や日用品を買い出しし、待機者宅に届ける。薬の受け渡しや生活状況の確認もする。サービス料は無料。担当職員は10人程度。感染防止のため、受け渡しの際、待機者と接触しないようにする。15日から始め、希望者を募る。

 飲食店の利用促進策は、市広報誌5月号に持ち帰りや宅配に使えるクーポン券計500円分を付け、利用できる店舗を市のウェブサイトに掲載する。クーポン券を利用できる店を15日から募集する。経費の1千万円は補正予算で対応する。

 みんなで痛みを分かち合い、支え合う時として、市長は今夏の賞与を半額に、副市長と教育長は10%減らす条例改正案を今月の臨時議会に提案する。

 このほか、市の中小企業融資の条件緩和はすでに10日に実施している。全額返済しないと新たな融資は受けられなかったが、借入額の20%以上を返済すれば改めて上限額(500万円)まで借りられる。(石川和彦)