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 大阪府大阪狭山市の路上で3月、多額の現金を持った会社役員の男性が刃物で襲われる事件があり、府警は14日、ブラジル国籍の少年(18)を強盗殺人未遂容疑で逮捕した。少年は事件後に出国していたが、14日午後に成田空港着の便で再入国。事前に情報を入手していた府警が空港に捜査員を待機させ、身柄を確保したという。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、少年は3月4日午前7時50分ごろ、ブラジル国籍のタケイ・クラウジオ・キュウイチ容疑者(36)=同容疑で逮捕=と共謀し、同市岩室1丁目の金属販売会社の営業所前の路上で、同社役員の男性(59)の首や腹部を刃物で刺し、リュックを奪おうとした疑いがある。リュックには少なくとも数百万円にのぼる会社の資金が入っていたという。

 少年とみられる男は止めに入った通行人の男性ともみあいになった際、つかまれた上着を脱いで「ごめんなさい」と言い、上半身裸のまま逃げたという。府警は防犯カメラの映像などから少年を割り出し、役員を襲った実行役とみて行方を捜していたが、すでに出国していたという。