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 新型コロナウイルスの感染者が14日午後10時時点で新たに482人確認された。クルーズ船の乗客や空港の検疫で判明した人などを除いた国内の感染者は、46都道府県で8千人を超えた。東京の161人が最多で、大阪の59人が続いた。死者は1日当たり最多となる19人で、東京5人、石川3人、北海道、群馬、埼玉、福岡が各2人、千葉、福井、大阪が各1人。石川で死者が出たのは初めて。

 東京では、感染症指定医療機関でもある都立墨東病院(墨田区)の入院患者や委託職員計4人の感染が確認された。このうち患者1人が重症という。都によると、感染ルートは不明だが「院内感染の可能性がある」という。この患者が入院していた病棟は9日から新規入院や他病棟からの移動を制限。外来診療は今後も継続する。

 また、東京で感染が判明した161人のうち、感染経路が不明の人は105人。死者5人のうち60~80代の4人が、クラスター(感染者集団)が発生した永寿総合病院(台東区)の入院患者だった。これで同病院の死者は少なくとも24人となった。

 埼玉では医療従事者2人の感染が確認されている「蕨市立病院」(蕨市)で出産した30代の女性保育士と新生児が感染していたという。2人はすでに退院しており、改めて入院する前提で調整している。これまでに医療従事者と発表されていた2人は助産師で、院内感染の可能性もあるとみて調査を続けるという。

 広島市では、市内の社会福祉施設でクラスターが発生し、入所者17人と職員5人の感染が発表された。