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 紫や白のヒメキンギョソウや、白のチューリップ。14日、集落の一角で花々が風に揺れていた。

 熊本県益城町の河添ハル子さん(90)は熊本地震で全壊した約160平方メートルの自宅の跡地で花を育てている。孫の由実さん(当時28)が亡くなった場所。この日も強い日差しの下で、花の世話をした。

 「ここらが由実ちゃんの部屋だった」。河添さんは花の手前を指さした。2016年4月16日の震度7の揺れで、家族5人で暮らす自宅は倒壊。由実さんは1階で下敷きになった。「やっぱきつかですもん。28だったです」と目を伏せる。

 地震の後、家族は敷地内の小屋…

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