新型コロナウイルスの感染防止のため、水際対策が強化された影響で、3月の訪日外国人客数は前年同月より93・0%減の19万3700人だった。現在の調査方法となった1964年1月以来、最大の下げ幅となった。観光庁が15日発表した。
訪日客全体が減少したのは6カ月連続。これまでの最大の下げ幅は、東日本大震災直後となる2011年4月の62・5%減だった。
日本政府は2月から中国や韓国からの入国者の制限を始め、3月には欧州、東南アジア、米国などにも拡大。海外でも渡航制限や外出禁止の動きが強まり、訪日客の激減につながった。
国別では、中国人客が2カ月…

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