拡大する写真・図版2020年4月12日夜、パキスタンの首都イスラマバードから日本に向かうチャーター機の搭乗を前に、空港に集まった日本人たち。現地の日本人会や大使館が後方支援した=現地邦人提供

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海外からの帰国を希望しながら実現していない日本人がいる。日本への直行便がなかったり、国境が封鎖されたりして帰国のメドがたたない人は400人。外務省は現地政府や航空会社に働きかけているが、容易ではない。

 成田空港に13日夜、日本人110人を乗せた民間チャーター機がパキスタンから到着した。機体整備で出発が遅れ、天候不良も重なり、予定の倍近い20時間かかった。

 乗客によると、寝不足と揺れで具合が悪くなる人も出た。乗務員は防護服姿で、機内感染の不安もよぎり、声を掛け合える雰囲気でもなかったという。

 この便を利用した高垣絵里さん(45)は、開発援助コンサルタントとして10年近くパキスタンの農村や女性を支援してきた。貫いてきた現場主義と医療態勢への不安との間で悩んだ。これを逃すと当面帰国できなくなるリスクが待っていた。「空港で母の顔を見た途端、緊張の糸が切れたように脱力しました。これから2週間、自宅にこもります」

拡大する写真・図版2020年4月13日、パキスタンから日本に向かうチャーター機内では、乗務員が防護服やマスクを着けていた=乗客提供

 パキスタン政府が国際線の定期…

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