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 「神宮大麻」と呼ばれる伊勢神宮のお札に使われる木材を切り出す祭事「大麻用材伐始祭(たいまようざいきりはじめさい)」が15日、三重県伊勢市宇治今在家町の丸山祭場であった。素襖烏帽子(すおうえぼし)をかぶった「工匠(こうしょう)」と呼ばれる奉仕者3人が、内宮の南に広がる神路山(かみじやま)に向かって手斧(ておの)を3回振り下ろして、作業の安全を祈った。

 神路山で伐採された木材は、神宮司庁の第二奉製所で乾燥させる。厚さ1ミリほどに断裁した後、千切りの和紙が巻かれ、神宮大麻の中心部にあたる「御真(ぎょしん)」と呼ばれる祓串(はらえぐし)になる。神宮大麻は秋以降、伊勢神宮や全国の神社に配られる。

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