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 県と宇都宮市は15日、新たに3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宇都宮市内に住む30代男性は整形外科の医師だった。勤務する済生会宇都宮病院によると、宇都宮中央病院にも勤務し、解熱して体調の回復後に、入院・外来患者を診察していた。市は患者や病院関係者のPCR検査や健康観察を進めていく。両病院は15日朝から初診の外来診療を休止した。

 市によると、男性は3月30日に発熱し、解熱後、済生会など複数の病院で受診。肺炎の症状がなかったため、7日から派遣先の県外2病院も含め4カ所で勤務していた。しかし、発熱前の3月下旬に新潟市内であった親族の葬儀に一緒に参列した母親のコロナ感染が判明したため、PCR検査を実施。14日夜に陽性が判明した。現在、症状はないが、市が入院に向け調整しているという。

 市は済生会宇都宮病院で男性が担当した入院患者4人と医療従事者22人のPCR検査をするほか、外来患者31人についても、健康を毎日確認するという。宇都宮中央病院でも、男性が診察した外来患者20人の調査を進めている。

 感染が確認された1人は那須塩原市在住の60代女性。県が発表した。症状は重症ではないという。この女性を含めて県内の感染者は40人になった。

 女性は12日に38度台の発熱があり、13日に同市内の医療機関を受診した。医療機関を通じて県北健康福祉センターに連絡があり、15日、陽性が判明した。県内の医療機関に入院する予定という。

 女性は自家用車で移動していた。濃厚接触は同居している家族4人で、県は16日以降にPCR検査を実施することにしている。(中村尚徳、津布楽洋一)