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 群馬県は15日、県内で14日に新型コロナウイルスへの感染が確認された6人のうち、年齢や居住地などを調査中としていた感染者について、交通事故の負傷をきっかけに感染が判明した20代男性だったと発表した。搬送先の病院で確認されたといい、県は職業や住所を引き続き調べている。群馬県警伊勢崎署は、感染の可能性があるとして事故の対応に当たった男性署員6人を自宅待機にした。

 署によると、感染が判明した男性は14日午後3時50分ごろ、玉村町下新田の県道を横断中、巡回中だった20代の巡査を見て逃げようとし、車にはねられたという。巡査は救急車に同乗し、診察後には応援に駆けつけた30~40代の署員4人を加えた計5人で男性に事情を聴いた。男性がはねられる直前に乗っていたとみられる車が現場付近で自損事故を起こしており、30代の巡査部長が車内を調べていたという。

 その後の病院での検査で男性の感染がわかったため、署員6人は14日中に保健所へ相談。巡査は14日間の自宅待機、他の5人も数日間の自宅待機を保健所から指導された。6人はいずれも事故対応後は署内に立ち入っておらず、男性の車は感染防止対策を講じた上で署内に保管しているという。

 吉井仁副署長は「署内での感染の心配はなく、用件のある方は安心して来てほしい」と話した。(中村瞬)