新型コロナウイルスと世界が闘うさなか、トランプ米大統領が世界保健機関(WHO)への拠出金停止を表明した。国内で強まる批判をかわすため、WHOと中国の関係に矛先を向けた形だ。新型コロナのワクチン開発など国際的な対策に、両大国の対立が影を落としかねない。
「米国の納税者は年4億~5億ドルをWHOに提供しているが、中国は4千万ドル程度だ」。トランプ氏は14日、ホワイトハウスの会見で「WHOは『中国中心』で不公平だ」とぶちまけ、検証が終わるまで拠出金の支払いを見合わせる方針を表明した。
トランプ氏は7日の会見ですでに拠出金停止を検討すると表明していた。この時は記者から「パンデミックのさなかに適切なのか」と問われ、「実施すると言っていない。検討するだけだ」と一歩引いた。
しかし、その後も米メディアは…
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朝日新聞国際報道部