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 主要20カ国・地域(G20)は15日夜にテレビ会議システムで開いた財務相・中央銀行総裁会議で、最貧国の債務返済の繰り延べに応じると決めた。議長国サウジアラビアのジャダーン財務相によると、新興国は繰り延べで得た200億ドル超(約2兆円)の余裕資金を感染対策などに充てる。IMF(国際通貨基金)は緊急支援の融資枠を1千億ドルへと倍増させ、世界銀行なども計2千億ドル超の融資態勢を整えた。

 IMFはすでに日本から1億ドル、英国から約1・9億ドルの拠出を得て、最貧国25カ国の債務減免を決めている。IMFのゲオルギエバ専務理事は日本に対し「自国も困難に直面しているにもかかわらず、寛大に支えてくれた」と謝意を示し、リーマン・ショックの例を挙げ「危機に直面すれば世界は団結する」と訴えた。

 コロナ危機で世界経済の先行きは不安定になり、投資家は株式などリスク資産の現金化を急いでいる。すでに新興国からは1千億ドル(約11兆円)規模の史上最大の資金流出が起き、各国は通貨安に見舞われている。

 産油国が多い新興国には原油需…

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