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 新型コロナウイルスの感染防止策として、東京都が行った休業要請。対象となる業種が細かく決められたが、線引きがあいまいで、事業者から困惑の声もあがる。古書店は対象施設に含まれる一方、書店は対象外。「古書店の街」として知られる神保町では、常連客や店主の思いは揺れていた。

 150以上の古書店が集まる「世界一の古書店街」東京・神保町。15日、靖国通り沿いを歩くとシャッターが閉まった店が大半で、人通りも少なかった。

 「新刊本を扱う書店は営業ができるのに、古書店は控えてほしい。そういう判断は本への教養が足りないように感じる」。神保町によく通っているという私立大学の非常勤講師、白戸満喜子さん(54)は都の「線引き」に違和感を口にした。「私にとって神保町は心の支え。研究で古書店が欠かせない人もいるのに」

 店主の思いも複雑だ。邦楽書や…

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