拡大する写真・図版厚紙に「ご恩は一生忘れません」と手書きした第1弾のCDジャケット=2020年4月7日、大阪市阿倍野区

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 新型コロナウイルスの影響で仕事が激減した若い浪曲師が、手作りの浪曲CDをインターネットで売り出した。厚紙を折りたたんだ手書きのジャケットに録音したCD―Rを入れた簡素なものだが、思いがけず全国各地から注文が相次ぐ。窮状のなか、芸で生活するための砦(とりで)となっている。

 取り組むのは、大阪市在住の真山隼人さん(25)。2月下旬から舞台などが続々と中止・延期になり、「なんかせなと、近所のスタジオで録音して。20枚ぐらい売れたらパート2を出そうと思ってツイッターに書き込んで寝たら、次の朝には約50枚も注文が来ていた。すごくうれしかった」。

拡大する写真・図版自宅で手書きのCDジャケットを作る浪曲師の真山隼人さん(左)と曲師の沢村さくらさん。タイトルとメッセージはさくらさん、絵は隼人さんが担当している=2020年4月7日、大阪市阿倍野区

 真山隼人独演会と銘打ち、ご挨拶(あいさつ)と浪曲2席、ボーナストラックを収めて、送料込みで1500円。3月末に発送を始めた。

拡大する写真・図版自宅でCDを入れた厚紙を折り込む真山隼人さん=2020年4月7日、大阪市阿倍野区

 「よくぞ! こんなマニアックなCDを買って下さいました。ご恩は一生忘れません」。このメッセージやタイトルは、三味線を担当する曲師の沢村さくらさんに一枚一枚手書きしてもらった。市販CDと異なるお手製ぶりに、かえって新鮮だという反響も届いた。

 地元の大阪や兵庫など関西だけ…

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