仕事ゼロの芸人が作った簡素CDに反響 ご恩は一生… 

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篠塚健一
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 新型コロナウイルスの影響で仕事が激減した若い浪曲師が、手作りの浪曲CDをインターネットで売り出した。厚紙を折りたたんだ手書きのジャケットに録音したCD―Rを入れた簡素なものだが、思いがけず全国各地から注文が相次ぐ。窮状のなか、芸で生活するための砦(とりで)となっている。

 取り組むのは、大阪市在住の真山隼人さん(25)。2月下旬から舞台などが続々と中止・延期になり、「なんかせなと、近所のスタジオで録音して。20枚ぐらい売れたらパート2を出そうと思ってツイッターに書き込んで寝たら、次の朝には約50枚も注文が来ていた。すごくうれしかった」。

 真山隼人独演会と銘打ち、ご挨拶(あいさつ)と浪曲2席、ボーナストラックを収めて、送料込みで1500円。3月末に発送を始めた。

 「よくぞ! こんなマニアックなCDを買って下さいました。ご恩は一生忘れません」。このメッセージやタイトルは、三味線を担当する曲師の沢村さくらさんに一枚一枚手書きしてもらった。市販CDと異なるお手製ぶりに、かえって新鮮だという反響も届いた。

 地元の大阪や兵庫など関西だ…

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