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 米ニューヨーク(NY)州のクオモ知事は15日、他人と距離を保てない公共の場所ではマスクの着用を義務づける知事令を出すと発表した。電車やバス、食料品店や人通りの多い道路などを想定しているという。周知期間を経て、17日から実施する。

 新型コロナウイルスの感染が広がるNY州では、他人との距離を1・8メートル以上保つ「ソーシャル・ディスタンシング」を徹底するよう求められており、違反した場合は最大1千ドル(約10万7千円)の罰金を科せられる。ただ、一部の公共交通機関や店舗では距離を空けることが難しい場合もあり、問題になっている。

 クオモ氏は15日の会見で「感染の拡大防止が全てだ」と強調した。マスクは品薄状態が続いているため、スカーフやバンダナで代用することもできる。現時点では、知事令を破っても罰則はない。(ニューヨーク=藤原学思)