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 沖縄県酒造組合(佐久本学会長)は15日、新型コロナウイルス感染予防対策のため、県内の泡盛メーカー47酒造所に対し、手指消毒液の代替品となる高濃度アルコールの酒の製造依頼をすると決めた。

 一般消費者向けの消毒液が不足しているとして、富川盛武副知事が同日、県酒造組合を訪ね、手指消毒液の代わりに使用できる高濃度アルコールの酒の製造協力を依頼。佐久本会長は「少しでも役に立てることがあれば対応したい」と述べた。

 厚生労働省は13日までに、高濃度アルコールの酒を手指消毒液の代替品として使うことを認めている。同省は、十分な消毒効果がある70~83%の濃度を指定している。

 製造には、46度以上の原料用アルコール、またはジンやラム酒などスピリッツの製造免許があることが条件。県内では26酒造所で製造できる。ただ、メーカーが製造しても、消防法上の関係で、量販店やコンビニで販売できない可能性がある。

 県と同組合は、メーカーに対し協力を依頼したが、販路についてはメーカー任せになっているのが現状だ。同組合は「一般消費者が購入できる販売方法については、各酒造所に検討してもらう」としている。(沖縄タイムス)

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