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 新型コロナウイルスは、中国・武漢にある政府系のウイルス研究所で最初に人間に感染した可能性がある――。米トランプ政権の中でこのような見方が広がっていると、複数の米メディアが報じている。

 注目を受けているのは、中国科学院武漢ウイルス研究所。ワシントン・ポストのコラムニストは14日、米政府当局者が2018年に訪問し、「コウモリのコロナウイルスの研究をしているが、安全対策などが不十分だ」との懸念を示し、米国が安全管理などを支援すべきだと訴える公電を送ったと報じた。また、この公電によって、研究所が感染源ではないかという議論が米政府内で広がったとも伝えた。

 FOXニュースも15日、この研究所でコウモリから人に感染した恐れがあるとの見方が、米政府内にあると報道した。武漢市内の海鮮市場から広まった疑いが出たのも、「研究所から責任をそらすためだった」との見方も伝えた。

中国「科学的根拠はない」

 トランプ大統領は15日の会見で報道について問われ、直接の返答はしなかったが、「我々はだんだんと耳にしている。この悲惨な状況について徹底的な調査をしている」と述べた。また、ポンペオ米国務長官は同日夜にFOXニュースでウイルス研究所と海鮮市場の間の距離に触れ、「分からないことがまだたくさんあり、米政府は解明しようと取り組んでいる」と語った。

 一方、中国外務省の趙立堅副報道局長は16日の定例会見で「中国の立場は明確で、専門家の研究に委ねるべきだ」と強調。「世界保健機関(WHO)は研究所流出説に『いかなる証拠もない』と表明し、世界の専門家も科学的根拠はないとしている」と語った。

 中国でも、早い段階から「ウイ…

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