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 米ニューヨーク(NY)州のクオモ知事は16日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた、必要不可欠な職種以外の事業所や店舗の閉鎖を5月15日まで延長すると発表した。知事令によって3月22日に始まった措置だが、これにより事実上の外出制限期間は少なくとも55日に及ぶことになった。

 NY州ではこれまで、感染者が約22万2千人、死者が1万2192人確認されている。入院患者らは減少傾向にあり、感染拡大のピークは過ぎたとみられるが、クオモ氏は16日の会見で、「毎日、約2千人の感染が新たに確認されている」と指摘。「感染率をもっと下げたい」として、4月29日までの予定だった閉鎖期間を延長する、と述べた。

 隣接するニュージャージーなど、経済活動再開についてNY州と協議を進めている東海岸の他の州も同様の措置を取る。クオモ氏は5月15日以降に再度延長する可能性について問われると、「(これから)1カ月は長い。どうなるかわからない。データが示す内容による」と語り、明言しなかった。(ニューヨーク=藤原学思)