チリ人作家、新型コロナで死去 ルイス・セプルベダさん
スペイン北部のオビエドで16日、小説「ラブ・ストーリーを読む老人」や「カモメに飛ぶことを教えた猫」で知られるチリ人作家ルイス・セプルベダさん(70)が新型コロナ肺炎による合併症で死亡した。スペイン通信などが伝えた。
青年時代に社会主義思想に傾倒し、チリのピノチェト軍事独裁政権(1973~90年)下で政治的迫害を受けて国外脱出。後にスペインに居を定めた。2月29日から呼吸困難で入院していた。
ベストセラー「カモメに飛ぶことを教えた猫」は、日本で一部の中学生の英語教科書に要約が掲載されているほか、劇団四季によってミュージカル化されている。(時事)
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