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 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は17日、12球団による代表者会議をウェブ上で行い、5月26日から予定されていた「日本生命セ・パ交流戦」の中止を決めた。2005年の導入以来、中止は初めて。各球団18試合ずつが予定されていた。

 会議後、ウェブ上で会見した斉藤惇コミッショナーは5月中の開幕を断念したことも明かし、「レギュラーシーズンの試合数も(143試合から)削減せざるを得ない」と述べた。具体的な削減幅については「出来るだけ早くスタート(開幕)出来ればいいが、いまああしたいこうしたいとは言えない」と語った。予定の試合数が実施出来なければ、選手会のストライキで計12試合が中止された04年以来、5度目となる。

 新型コロナウイルスの感染拡大で当初3月20日だった開幕は延期され、見通しが立っていない。NPBは4月下旬から5月上旬をめどに新たな開幕日を決めるとしており、斉藤コミッショナーはこの方針について「変わりない」と強調した。

過去の試合数削減

 1950年、日本シリーズのため打ち切り(セ・リーグ7試合)

 1951年、日米野球のため打ち切り(セ34、パ62)

 1953年、日本シリーズのため打ち切り(セ5)

 2004年、選手会ストライキのため中止(セ・パともに6)

プロ野球の新型コロナウイルスを巡る動き

2月26日 12球団代表者会議でオープン戦の残り全試合を無観客で行うと決定

3月3日 NPBとJリーグが合同で設置した第1回「新型コロナウイルス対策連絡会議」で、感染症の専門家チームと協議

  9日 第2回連絡会議を受けた12球団代表者会議で、3月20日開幕の延期を決定

  12日 12球団代表者会議で開幕を4月10日以降にする決定

  23日 12球団代表者会議で開幕目標を4月24日に

  26日 藤浪ら阪神の3選手がPCR検査で陽性

  31日 パ・リーグ6球団の社長会で、4月24日の開幕断念で一致

4月3日 12球団代表者会議で開幕を当面延期。24日は断念

  17日 12球団代表者会議で交流戦の中止決定。5月中の開幕を断念し、レギュラーシーズンの試合数削減も決定