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 新型コロナウイルスの感染が疑われる人の診察や感染の有無を確認するPCR検査について厚生労働省は、車に乗ったまま診察や検査が受ける「ドライブスルー」方式を実施することができる、とする事務連絡を15日付で都道府県などに出した。ドライブスルー方式の実施の可否について、初めて明確に示した。

 事務連絡で、帰国者・接触者相談センターやかかりつけ医から指示され、帰国者・接触者外来がある病院を自家用車で訪れた人について、車内で問診や診療を受けられるとした。医師が必要と判断した場合は、検査に使う検体も車に乗ったまま採取できる。問診をする医師や検体を採取する医療従事者は医療用マスクや顔を覆うフェースシールド、手袋といった感染予防策をとることを求めている。

 ドライブスルー方式は韓国などで導入されており、院内感染を防ぎ、検査に使う検体を採取する時間も短縮できるとして注目されていた。国内では、新潟市などが行っている。

 また、超党派の国会議員団が17日、PCR検査を拡充するよう加藤勝信厚労相に要請した。議員団は、現状は検査が足りていないと指摘。検査数が伸びない原因を調べ、解消することを求めた。また、地域の開業医らが交代で検査業務を担う検査センターを全国で展開できるよう要請した。