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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8月に開催予定の全国高校総合体育大会の夏季大会について、全国高校体育連盟が26日に電話会議による臨時理事会を開いて大会開催の可否を判断することが17日、わかった。今年の大会は21府県にまたがる分散開催で、30競技で約4万人の選手、役員が参加。60万人以上の観客が見込まれる。同連盟の関係者からは、参加者と観客の健康と安全に責任を持つのは困難という声が上がっており、中止が決まれば、全国高校総体が始まった1963年以来、初めてになる。

 今年の全国高校総体は、東京五輪の影響で分散開催になったため、大会の運営資金が不足している。新型コロナウイルスの感染防止策について全国高体連は、追加費用の見積もりを現時点でしていないという。

 3月には全国高体連加盟の24競技が全国大会を中止した。全国高校総体の予選となる都道府県総体やブロック総体が各地で中止になり、全国大会の代表を選べない事態も起きている。一方で、静岡県で開催される陸上は、昨年度の記録で代表を決めることを認めるなど、異例の対応で大会開催を目指す意向を示している。