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 北区の学童保育職員の新型コロナウイルス感染について、区が公表せず、学童保育に通う児童の保護者らにも伝えずに児童受け入れを継続していることが17日、わかった。区教委子どもわくわく課の氏家章課長は取材に「区の公表の基準に基づいて判断した。今後は公表の考え方について検討していく」と説明。区は同日夕、ホームページに区の対応を説明する文書を掲載した。学童保育は18日以降も開かれる予定。

 区などによると、この学童保育は区が民間に運営を委託している。40代女性非常勤職員が先月31日、発熱と肺炎で救急搬送され、今月3日に陽性と判明した。

 だが、区保健所は女性が最後に勤務したのは先月26日で、発症までは5日間が経っていることから、「学童の職員・児童は濃厚接触者に当たらず、消毒などの対策は必要ない」と判断。区も感染の事実を児童の保護者らに連絡せず、公表もしなかった。

 学童保育の運営会社は今月7日、厚生労働省に「臨時休業と保護者への説明をしたい」と相談。同省は区に対応を求めたが、区は応じていなかった。(柏木友紀)