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 群馬県警前橋署は17日、前橋市の無職女性(73)が現金500万円の特殊詐欺被害にあったと発表した。女性が金融機関で500万円を引き出す際に署員3人が駆けつけて説得したが、防げなかった。

 署によると、女性宅に15日午前11時45分ごろから複数回、めいの夫を名乗る男から「会社の契約書類を誤投函(とうかん)した」「1500万円が必要」と電話があり、「家族の不幸といえばお金を下ろせる」と言われた。市内の金融機関でお金を下ろそうとした女性に、金融機関から通報を受けて駆けつけた署員3人が詐欺への注意を促すなどしたが、出金を止められなかった。

 署員が女性を自宅まで送った後、女性宅に男から再び電話があり、上毛電鉄中央前橋駅、片貝駅と指定場所を変えながら最終的に、女性は指定された前橋市西片貝町の路上で同僚を名乗る男に現金を手渡したという。