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 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、マスクが手に入りづらい状況が続いている。政府は2月に比べて倍近い増産や輸入調達を進めているとしているが、4月になっても品薄状態のままだ。どうしてマスクは店頭に並ばないのか。

 4月上旬の朝、開店前の福岡市内の薬局には10人ほどの行列ができていた。午前9時の開店と同時に、客がどっと店内に。だが、店員が「今日はマスク入荷はありません」と言ったとたん、客たちはすぐに出ていった。60代の男性は「残念だけど、また並びます。どこかでは買えるはず」。

 別の店でも、10人ほどが並んでいた。先頭にいた60代の会社員女性は「ここの店は水曜日が入荷日。毎日並んでわかっているの」。開店数分前、店から出て来た店員が「本日は皆さん分の入荷はあります。電話で他の人に伝えるのはご遠慮を」と呼びかけた。女性は「やっぱりね」と笑顔。開店数分後に立ち寄った会社員菅秀昭さん(41)は「2カ月ぶりに買えました。テレワークができない職場なので、ほっとした」と話した。数十袋ほど入荷したマスクは、開店から30分で売り切れた。

 こうした光景はいまや日常となった。九州北部でドラッグストアを展開する新生堂薬局(福岡市)は「店頭の列で感染リスクを高めてしまう」として、妊婦への優先販売の受け付けを7日にネットで始めたが、想定以上の申し込みで10日に締め切った。

 なぜ、こうもマスクが手に入らないのか。

 マスクの供給を管理する厚生労…

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