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 新型コロナウイルスに対処する医療従事者を応援するためのテレワークによるコンサート「One World: Together at Home」が日本時間で19日未明から開催され、ポール・マッカートニーやザ・ローリング・ストーンズ、スティービー・ワンダーなど、音楽界のレジェンドたちが次々と自宅から演奏した。

拡大する写真・図版演奏するザ・ローリング・ストーンズ。ミック・ジャガー(左上)、キース・リチャーズ(右上)、ロン・ウッド(左下)、チャーリー・ワッツ(右下)=ユーチューブから

 世界保健機関(WHO)とアメリカの民間団体「グローバル・シチズン」が主催。レディー・ガガが呼びかけ人となり、米英のミュージシャンなど100組以上が参加した。

 本編の冒頭でレディー・ガガが登場。医療従事者への感謝の言葉を述べ、チャールズ・チャプリンが作曲し、1936年の映画「モダン・タイムス」で使われた「スマイル」を自らのピアノ伴奏で歌いかけた。

拡大する写真・図版レディー・ガガ=ユーチューブから

 次に登場したスティービー・ワンダーがピアノ一つで歌ったのは先月、心臓疾患との合併症で他界したビル・ウィザースの「リーン・オン・ミー」。「ただ僕を呼んでくれればいい みんな頼る誰かを必要としてる」という歌詞は、コロナウイルスの影響が世界中に拡大した3月以降、多くの人に歌われ、SNSなどで共有された。

拡大する写真・図版スティービー・ワンダー=ユーチューブから

 ポール・マッカートニーは「コロナウイルスという世界的な危機の中で、我々は一つにならないといけない」と訴え、スローテンポのアレンジを加えながら、ビートルズの「レディ・マドンナ」をピアノで弾き語りした。エルトン・ジョンは自身の曲「アイム・スティル・スタンディング」を演奏。たたきつけるような力強いピアノとシャウトで「私はまだ立っている」と繰り返した。

拡大する写真・図版ネット配信されたポール・マッカートニー(中央)の映像=ユーチューブから

拡大する写真・図版エルトン・ジョン=ユーチューブから

 本編の中盤で、4分割された画面の左上に現れたのはアコースティックギターを持ったミック・ジャガー。「欲しいものがいつも手に入るとは限らない」という歌詞がリフレインされるザ・ローリング・ストーンズの69年の名曲「無情の世界」を歌い始める。続いて画面右上に同じくアコースティック・ギターを抱えたキース・リチャーズが登場。ロン・ウッド、チャーリー・ワッツも加わり、ストーンズがそろい踏みに。テレワークでグルーブ感のあるバンドサウンドを披露した。このほか、ビリー・アイリッシュやテイラー・スウィフト、ジョン・レジェンドなどが参加した。

拡大する写真・図版ビリー・アイリッシュ=ユーチューブから

 番組は各国のテレビ局やアマゾン・プライム・ビデオ、ユーチューブなどで放送・配信された。アマゾン・プライム・ビデオなどで見逃し配信されるほか、20日午前1時30分からフジテレビでも放送される。(定塚遼)