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 アフリカの子どもを中心に、年間約40万人の命を奪う感染症マラリア。世界的な問題を解決すべく、愛媛大学プロテオサイエンスセンターのマラリア研究部門が日々研究を続けている。4月からは製薬会社などと協力し、マラリアの広がりを阻止するワクチンの開発を目指す。

 4月上旬、松山市内の研究室。37度に温めた冷蔵庫のような箱「インキュベーター」から血液の入ったケースをスタッフが取り出した。「マラリア原虫の面倒をみています」。高島英造准教授(45)が説明する。

 マラリアは、「マラリア原虫」を病原体として蚊が媒介する感染症だ。蚊に刺されて人体に入った原虫は赤血球の中で増殖。2日ほどで赤血球の壁を破り、次の赤血球に移っていく。この破裂の時に高熱や貧血などの症状を引き起こす。最悪の場合は死に至る。世界保健機関(WHO)のリポートによると、2018年の患者は約2億3千万人、死者は約40万人に上る。

 研究室では、患者から提供され…

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