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 神奈川県内の新型コロナウイルスの感染者のうち、軽症か無症状の人の2カ所目の療養施設として、横浜市中区の「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」(約2300室)の運用が20日始まる。それに先立ち、県は19日、施設内を一部公開した。

 施設は地上35階地下2階建てで、県が建物全体を借り上げた。高層階の客室からは、みなとみらい21地区や横浜ベイブリッジを見渡せる。一般宿泊客の受け入れは中止され、館内のレストランやショップなどは休業する。

 運営スタッフは、募集に応じた県職員が務める。二次感染を防ぐため、療養者は自らの客室があるフロアしか出歩けない。客室には除菌・消臭剤が用意され、清掃は療養者が自ら行う。1日3回の食事はフロアごとにまとめて用意され、療養者が取りに行く。

 立ち上げをサポートするため、26日までは災害派遣要請に応じた陸上自衛隊第1師団第34普通科連隊(静岡県)が滞在する。施設がフル稼働すれば、9日に運用が始まった葉山町の「湘南国際村センター」と合わせ、約2400人の療養が可能となる。(茂木克信)