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 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が2月に掲載したコラム「中国はアジアの病人」が物議を醸しています。筆者は外交が専門で米ハドソン研究所特別研究員のウォルター・ラッセル・ミード氏。中国政府は「人種差別だ」と批判してWSJ特派員3人を事実上の国外退去にしました。ミード氏に、中国政府の新型コロナウイルスへの対応について聞きました。

米ハドソン研究所特別研究員 ウォルター・ラッセル・ミード氏

 Walter Russell Mead 1952年生まれ。米外交が専門でバード大学教授を兼任。著書に「神と黄金」。「フォーリン・アフェアーズ誌」書評筆者。

拡大する写真・図版インタビューに応じるウォルター・ラッセル・ミード氏=ワシントン、ランハム裕子撮影

 ――書いたことを後悔していませんか。

 「コラムと関係のないジャーナリストが処分されたことを非常に残念に思う。独立したジャーナリストは中国にとって時にいらだたしい存在かもしれない。だが、言論の自由が制限されている中で、正しい状況を把握するには外国メディアの声は重要なのだ」

 ――コラムでは中国政府の新型コロナウイルスへの対応を批判しました。何が問題だったのですか。

 「発生初期の段階でうまく対応したとは言えない。特に地元政府は利己的で、すべての事実を明らかにしなかったことが深刻な問題だ」

 ――中国の閉鎖性の表れであったと?

 「中国のような情報統制が厳し…

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