奈良部健
拡大するムンバイのスラムで14日、ロックダウンの延長に対して抗議する人々=AP
14日、インド西部ムンバイの鉄道駅前。地元メディアによると、千人ほどの出稼ぎ労働者たちが集まり、「故郷に帰りたい」「食料がほしい」などと抗議の声を上げた。
抗議行動は、3月25日から3週間続いた封鎖を5月3日まで延長するとモディ首相が発表した直後のことだった。外出を禁止し、食料品店や薬局などをのぞく工場や官公庁を閉める封鎖が、日雇いや出稼ぎ労働者など貧困層の生活を直撃している。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、欧米諸国や日本に比べて感染者数が少なかった初期段階から全土封鎖(ロックダウン)を実施してきたインド。政府が命じた外出禁止を守らなければ、懲役刑すら科される。そんな厳しい措置をとらざるを得ない事情とは。
一部地域では規制が緩和される…
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朝日新聞国際報道部